第14回中国整形外科学会年次総会の依頼講演
2019年11月16日14th Annual Congress of Chinese Orthopaedic Association (COA2019)で講演をしてきました。タイトルは、”Around the knee osteotomy -Postoperative joint line obliquity-” にしました。横浜市立大学整形外科に留学していた、首都医科大学附属北京朝陽医院関節外科の Wen Liang 先生が私の面倒を見てくれました。講演のあと、皆で壇上に集まり Panel Discussion が始まり、中国語で私を呼んでいるようなので壇上に上がると2人の座長は中国語で話始めさっぱりわかりませんでした。困っていると、それを見かねた国立台北栄民総医院の以前お会いしたことのあるYang JC 先生が横に来て質問を英語に訳してくれました。ありがとうございました。講演順番を待っていると私の先輩で日本 Knee osteotomy 第一人者、竹内良平先生が私の横を通り、竹内先生が中国に呼ばれているのを知らなかったのでお互い驚きました。待っているとドイツ留学先で私の面倒をみてくれていた Steffen Schröter 教授が、私の横を通り、さらに驚きました。そのため、緊張せずに講演することができました。初めての中国でしたが、上海はとても近代的な町でした。本場の上海蟹をいただきました。人口、IT・AIの発達、また、中国の医師が海外に留学しているのを目の当たりにすると、おそらく10-15年先には医学の世界でも総合力では中国に抜かれてしまうなと感じました。すべて貴重な経験でした。