特発性膝骨壊死の項目をぜひ読んでください
膝骨壊死の大部分は、特発性膝骨壊死で、部位で分けると大部分が大腿骨内顆骨壊死と脛骨内顆骨壊死です。「骨壊死なので手術をしないと治らない」と他院で言われ相談に来る患者さんが月に2名はいます。骨壊死の進行にはもともとのO脚の程度と、発症時の病変大きさが関係しています、病変部は「骨壊死なので手術をしないと治らない」ことが多いですが、6-8週間続く痛みはとれる患者さんんもいて、下肢全長正面像を撮りアライメントを測定し、MRIで病変の大きさを確認しないと予後は言えません。ホームページの膝骨壊死の項目をぜひ読んでください。
上記の患者さんは、アライメント(O脚の程度)が強くなく、病変の大きさも中程度なので経過を見ています。もちろん手術になる可能性もあります。